「カロリー」について(1)

カロリー(calorie)とは、ラテン語で「熱」を意味し人間が生きていくのに必要なエネルギーの単位(cal)のことをいいます

1 kcalは1gの水を14.5℃から15.5℃に1℃あげるために必要なエネルギーの量です。私たちが食品から得るエネルギーには、糖質・脂質・たんぱく質の3大栄養素があり、右の表が各栄養素1g当たりのカロリーです。
 

栄養素 kcal/g
糖 質
脂 質
たんぱく質

では、私たちが1日どれくらいカロリーをとればよいのかは、基礎代謝量や日常の運動量などで違いがあるため、下記を参照してください。
 

性・年齢階層別基礎代謝量
年齢 基礎代謝量
(kcal/日)
男性 女性
1~2 700 700
3~5 900 860
6~8 1,090 1,000
9~11 1,290 1,180
12~14 1,480 1,340
15~17 1,610 1,300
18~29 1,550 1,210
30~49 1,500 1,170
50~69 1,350 1,110
70以上 1,220 1,010
生活活動強度の区分(目安)
生活活動強度 日常生活の内容
低い 
1.3倍
事務系・学生など座位でいることが多い。
やや低い
 1.5倍
 
営業・販売など立ち仕事が多い
適度
1.7倍
農作業・漁業など比較的強い作業が多い。
高い
1.9倍
スポーツ選手・強い作業が多い。

参考:第6次改定日本人の栄養所要量
    -食事摂取基準-


上記基礎代謝量は、実際には個人差があり、筋肉量や体温などで差があるため、目安としてください。


基礎代謝量×生活活動強度

例:男性30歳で生活活動強度(適度)だと
1,500Kcal/日×1.7倍=2,550kcal/日

「基礎代謝量」は、生命を維持するために必要な最小のエネルギーで、一般的に20~30歳をピークに筋肉量が減少することから基礎代謝は低下します。そのため摂取カロリーを調節していかないと、自然と肥満となり生活習慣病の原因ともなります。だからといって摂取カロリーを極端に減らすと脂肪だけでなく筋肉も減らすことになりますので、基礎代謝が低下し、かえって太りやすくなります。BMI(測定で参照)が高めの人は、適切なカロリーを摂取して、日常生活の中で積極的に運動することをお勧めします。