「BMI」について |
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30~40歳台男性の3人に1人が肥満で20歳台を除きすべての年代で肥満が増加しています。20年前と比べても30歳台では1.7倍、40・50歳台では1.5倍、60歳台では2.1倍となっており、糖尿病などの生活習慣病の恐れがあります。一方、女性は20~50歳台は減少、60歳台ではやや増加傾向はありますが横ばいとなっています。なお、注意すべきは20・30歳台で見られる痩せ志向で、この時期の栄養不足は、母体の健康状態や中高年期以降の健康・体力の保持に悪影響を及ぼすことが推測されます。(参考資料:厚生労働省「平成15年国民健康・栄養調査」)
そこで肥満度を判定する国際的指標として「BMI」があります。(ボディ・マス・インデックス(Body Mass Index)の略)
BMI=体重(㎏)÷身長(m)2
このBMIが医学的に最も疾病が少ない数値として22を「標準」18.5以下なら「痩せ」、25以上は「肥満」と判定されます。 |
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BMIが25以上の成人は身長の増加は当然難しいので体重でコントロールしなければいけません。特にこれから年末・年始にあたっては飲食が増える時期なので食べすぎに注意して運動を欠かさないように心掛けましょう。
スポーツ選手のようにカラダを鍛えている場合は、骨や筋肉が発達しているので数値が「肥満」になる場合がありますが、一般の人は健康の指標として参考にしてください。
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